低気圧酸素のチカラ

高地トレーニングの
環境を再現

低酸素環境となる高地では、筋肉への酸素の供給が制限されるため、身体に負担がかかり運動が強度になります。トレーニングが長期間にわたると血液中のヘモグロビン濃度が高くなり、平地でのトレーニングに比べ筋肉への酸素運搬能力や、有酸素性エネルギーの生産能力が高まることで、心拍数の上がりにくいパワーのある身体がつくられます。
Photo:現WBC世界ライトフライ級王者 拳四朗選手

標高3,000mの世界も

高地とは、標高が高く、気圧の低い場所であり酸素濃度も低い。2,300mでは約0.8気圧(-20%)となります。高所トレーニングでは、低酸素環境下での呼吸循環器系の亢進とトレーニングでの刺激効果の両者が期待されます。
高所トレーニングが長距離のみならず多くのスポーツ種目のトレーニングとして有効である事はマラソンのアベベ選手(エチオピア・2,500m)以来、有森選手、高橋選手、野口選手等の日本人女子選手の活躍とともに、知られるところです。

トップアスリートが取り入れている高地トレーニング

高地トレーニングでは、血液の酸素運搬能力が増し運動中と回復初期の筋肉の酸性度低下抑制、乳酸蓄積の抑制などにより単に競技成績が向上するのみならず、ラストスパートの際に"最後の一踏ん張りができるようになる"とも言われています。(岡野選手・陸上競技1978年)
筋肉への酸素供給が十分に行われるため、全身持久力と共に筋持久力も向上する効果が期待できます。

低酸素は
長寿の環境

ヒマラヤ、アンデス、コーカサスなどの高地民族には長寿者が多い。高地では血管が拡張し血圧上昇が抑制され、一方基礎代謝が亢進することなどによる事で長寿者が多いと言われています。ですので運動経験のない中高年者でも高地トレーニングで心血管系や有酸素作業能の改善による動脈硬化や、肥満の予防などの健康増進を促す可能性を秘めています。
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